企業と呼ぶにはあまりにも規模が小さく、むしろチーム、といった方がしっくりくるような組織、それが弊社の実情です。しかし、この場こそが構成員の達成感を引き出すトポスとして機能することが肝要と考えています。
相互コミュニケーション、それこそ業務に関する雑談から長期に亘る経営方針の設定といったことまで、ありとあらゆる議題をそれぞれの構成員が自由に発言し発想し、創造してゆく機会として重要視しています。そして遂行すべき業務への貢献を感じるために各構成員がお互いの能力の向上を求め合うことに帰結していると考えています。このような日々の業務を通じて相互に「よい」という基本的価値観、企業の基本的理念を再確認しています。
わたしたちは毎日、一番よい時間をこの場に割いています。従ってこの場が満足感を引き出すことが大変重要です。
よく生きるためによい仕事をする−「よい」とはどういう状態なのか、不断に問いかけ続けることで、チームの構成員の満足度を高めていきたいと考えます。このことはひいては顧客の皆様に必ずや、「よい結果」を産むと思うのです。チームの構成員の達成感が向上すれば、生産性があがり、顧客の皆様に向けてより充足感を感じていただける成果を達成できると信じております。
業務に関するコミュニケーションのための中断はチームワークの重要な流れのひとつと考えています。そのようなコミュニケーションがチャレンジングな新規事業を切り拓いてくれますし、やりがいのある業務へ導いてくれるのです。もちろん、コミュニケートの醸成過程には対立があります。しかし、これは建設的な対立と捉えられており、かつ、常に変化しつづける外的な価値観を俯瞰しながら次へのステージに踏み出す大切な過程とみなされています。
このコミュニケーションはチーム内だけに向けられることではありません。誠実な対話、責任をもったフィードバックを顧客の皆様との間に相互に展開することで、単に製品をご利用いただくという次元を超えて強い結びつきを達成してゆきたいと考えています。
わたしたちの最も大切な時間と労力を注ぎこんでいるこの小さなチームを常にポジティブに保ち、微力ではありますが、皆様にとって使い勝手のよい企業となることを希求しています。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社 アクセス・ジェイピイ
代表取締役 松田 真一郎
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